2018年4月20日
なにやら永田町が騒がしくなってきましたね~~。
本コラムでは政治は扱わないのですが、政権が変われば経済も変わるので注目しています。
仮に安倍さんが退いて石破さんとか岸田さんが引き継いだ場合アベノミクスは消滅することになりますが、今の日本経済をちゃぶ台返しにするようなことはないでしょう。ただ後継候補の中から「財政均衡重視」、「日銀出口模索」などの発言が聞こえてくると、マーケットとしては気になるところです。特に日銀が買い上げた24兆円に達する日本株をどう処理するのか。はっきり言って、株式市場を暴落させずに日銀保有の日本株を処分する名案などありません。日本株について出口のデの字を語った途端に日経平均は3000円くらい暴落すると思います。日銀24兆円の日本株買い無かりせば、おそらく日経平均も未だ2万円以下で推移していたでしょう。
日経平均を5000円は底上げしているのでは。
財政面では消費増税。次期政権は財政赤字問題に取り組み、消費増税を実行してゆく巡り合わせになります。かなりの貧乏くじですよね。
長期的に展望すると、やはり東京オリンピック後の2020年が危ないと感じます。日本国民としては覚悟。シートベルトを低めにきつく締めておくべきでしょう。
危機に備えた資産運用が今こそ求められることを実感しています。私も実践していますよ。