2018年8月14日
昨日はトルコ通貨危機で日経平均400円超安。かと思えば今日は同500円近く反騰。典型的な夏枯れ相場でヘッジファンドなど短期投機筋が荒し放題という感じです。昨日の本欄にも「市場参加者の多くが夏季休暇中ゆえ、資産価格変動が誇張された感がある。」と書きました。まぁまともに付き合ってはいられない相場ですね。
ただ、こういう時でも新聞は紙面を埋めねばならないし、経済テレビは番組を流さねばならないし。メディアの人たちのせいではありませんが、個人投資家目線ではこういう時の日々の細かな相場場況は読んでも詮無いと思います。トルコで何が起きているのかが分かれば充分ですよ。
NY金もついに1200ドルの大台を割り込みました。
火事場泥棒にしてやられた感もありますが。
新興国通貨安⇒ドル高⇒NY金安という構図です。有事の金より有事のドルとなっています。目先まだ弱いですが中期的には1200ドルを割ると底値圏と認識します。下値は1175ドル。これは年初の見立てを変えていません。