2018年6月21日
本日発売の日経マネー連載コラム「豊島逸夫の世界経済の深層真理」に私の失敗談を書きました。読んでみてください(笑)。
さて金続落、今年の高値から100ドル安。
NY金は1260ドル台に突入しました。ほぼ本コラム想定内ですが、下げのスピードが速いですね。そろそろ強気転換の準備でもしようかな。まだ底打ちの気配は感じられないけど。短期ファンド筋が見切り、投げ売り状態です。金市場にはよくあること。
今回の下げは実需が弱いことが気になります。理由は以下のとおりです。
1)米中貿易戦争で中国経済も疲弊するので、下値の買いも、いつもより弱い。
2)米国利上げ⇒新興国通貨安⇒新興国経済景気後退。金実需の半分以上は新興国です。
3)半導体不況でエレクトロニクス向け需要が振るわず。
円建て相場は、為替相場が膠着で動かずNYドル建て金が急落しているので、そろそろ買いの値頃感を感じ始めています。