豊島逸夫の手帖

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金急落

2018年6月18日

NY金が一気に1280ドル割れ。


やはりFRBが今年4回利上げという材料が効いています。金利を生まない金にとって利上げは天敵。ドル金利上昇=ドル高になることも金には下げ材料になります。


更に米朝首脳会談で北朝鮮リスクがやや後退していることも金の売り要因になります。

北朝鮮が完全非核化になるかは極めて怪しいと思いますが、相場はとりあえず米朝接近を評価しているのです。米国民の世論調査でも今回のトランプ大統領の金正恩委員長との直接対話をポジティブに見ていますね。

今後この問題がちゃぶ台返しになれば金価格も反騰するでしょう。

下値の目途は1250ドルくらい。

中国インドの実需の安値拾いが相場の下支え要因になります。

これ以上急落すれば私は徐々に強気になります。

2018年