豊島逸夫の手帖

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日本人個人対海外投資家、ガチンコの戦い

2018年2月21日

株の世界でも五輪並みに日本人対ガイコクジンのガチンコの戦いが繰り広げられています。

東証が発表した2月5~9日の株売買統計によると、日本人個人投資家は、過去最大の買い越しで7458億円。対して、外国人投資家は2年ぶりの売り越し幅、6446億円。

見事に日本人買い、外国人売りに分かれましたね~。

心情的にはガンバレ、ニッポン!と言いたいところですが、過去の事例を見ると、日本人個人投資家が買い出動する時が株上昇相場の最終段階であることが多いのですよ。

海外のヘッジファンドもやる気満々です。

昨晩のスキージャンプ距離複合の渡部暁斗選手が、最後に力尽きてドイツ勢に抜かれてしまった光景を思い出してしまいます。

そもそも、今回の日本株上昇相場は、外国人が買ってそろそろ売り始めた頃に、日本人個人投資家の買いなどと日経が騒ぎ始めましたからね。

株価上昇にも関わらず、日本の大手証券会社の業績が冴えないことも象徴的です。

結局、日本を舞台に海外ヘッジファンドが暴れて大儲けして帰ってゆくという構図でしょうか。

その点、金市場では金価格が上がると日本人個人投資家は売りに走る傾向が強く、結局当たっていますね。

ですから、私は金に関して個人が売り始めたら、一相場終わりと感じます。

日本人個人投資家は、金は長期投資、株は短期投資ということなのでしょうか。

さて、金価格は昨晩NYで1320ドル台まで急落しました。

米10年債利回りが2.9%にまで上昇。3月FOMCでの利上げも近づき、徐々に金利上昇に切迫感が出てきましたね。円相場も107円台まで円安方向に戻しました。

そして、今日の旨い物写真はパレスホテルの「ハイティー」。

今やどこのホテルもアフタヌーンティー・セットを競っていますが、オッサンとしてはテーブルにこんな可愛らしいセットが並ぶと照れてしまいます(笑)。

値段も何千円で高いけれど、酒飲むことに比べれば、お茶・お菓子でどれだけ贅沢しても、それこそカワイイもんだ。

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2018年