2017年2月6日
3日にトランプ大統領は、大企業CEOたちホワイトハウスに招いて円卓会議を開催した。GM、ペプシ、テスラー、IBM、ブラックロックのラリー・フィンク氏、モルガンチェースのダイモン氏など、そうそうたる参加者たち。あのジャック・ウェルチ氏まで招待された。「私の30年にわたるホワイトハウス詣でのなかで、最も印象的且つエキサイティングな対話」だったと語っている。
会議を終えて出てきた参加者たちは、一様に黙して語らないが、ただ「非常に生産的なミーティングだった。」と答えた。
難民移民問題については、かなり意見差があったようだが、とにかくガス抜き効果はあったようだ。必ずしも、意見が同じではないが、とにかく話し合おうとの姿勢が評価された。減税の内訳については、まだ固まっていないが、全員、最も気になるところであろう。
各CEOは、大統領から「宿題」を与えられたようで、一か月後くらいに、その答えを持って、再集合するようである。
トランプ大統領のビジネス界懐柔策がジワリと効いている。
「減税、規制緩和、インフラ投資は充分にやって、君たちのビジネス環境を改善するから、メキシコには工場作らないでくれ。米国人の雇用を増やしてくれ。」
トランプ大統領のメッセージは実にシンプルである。
なお、ムニューチン財務長官、ロス商務長官、コーン経済戦略会議委員長らのゴールドマンサックス出身者が多いが、3日には、そのGS社の株価が5%近く急騰した。
朝7時からのTBS系「あさチャン!」で、金価格について語りました。