2017年12月7日
熱心な読者の方なら覚えていますかね。9月6日付けの日経朝刊紙面で金価格予測ガチンコ勝負がありました。顔写真入りのかなり大ぶりな記事で目立ったのを覚えています。題して「金相場見通しを聞く」。
金の国際価格は節目の1トロイオンス1300ドルを突破し、約10か月ぶりの高値圏にある。今後も価格上昇は続くのか。相場見通しを英国貴金属調査会社、トムソン・ロイターGFMSのキャメロン・アレキサンダー氏とマーケット・アナリストの豊島逸夫氏に聞いた。
そして二つに分かれ、株から資金シフトして上昇、年内の上値の目途は1355ドルと高い水準で推移すると見るというのがロイターのアレキサンダー氏。丸の内で200名くらい集めて金セミナー講演をしていました。
一方、ドル高で年末にかけ下落、今の高値は9月がピーク。一連の北朝鮮問題は年末までに陳腐化して材料視されなくなる。トランプ減税策は満額回答でなくても、ある程度の減税幅を確保できれば期待感からドル高につながる。12月の利上げ観測もドル高を促し、金相場は年末にかけて1250ドル前後まで下げそうだとトシマ氏。
見事に両方向に割れて、ガチンコ対決となりました。
まだ修業が足りんね。ヒゲの顔洗って出直してきな。リベンジなら来年も挑戦受けるぜ(笑)。
ただ、かく言う私も為替の読みは、年末115円以上の円安ドル高を見込んでいましたからこれは要反省!世界的にインフレ率が伸び悩み、イエレンさんも「ミステリー」と語るほどになるとは。ドル高なのですが、ユーロ安にはなっても円安になりにくかった年でしたね。
ちなみに日経平均は21500円を予測していました。ここにきて下げ幅が大きな調整局面入りで、ヒョッとすると結果オーライかも。未だ年末まで分かりませんよ~。ただ23000円近くまでの急騰局面までは想定していませんでしたね。これも反省!
そして、今2018年予測どうしようか考えあぐねておりまする(笑)。経済誌に頼まれ締切も近づいてきたし~。日銀の出口が来年の大きなトピックになりそう。
なお、エルサレムが大きな話題になっています。たまたま来年早々にテレビ現地ロケで中東に行くのですが、結果的に非常にタイムリーな企画になりました。