2017年8月22日
先週金曜日に瞬間タッチで1300ドルをつけたあと、1280ドル台まで利益確定売りにより反落していましたが、昨晩再び1290ドル台に戻しました。
理由は
1)トランプ政権不信、機能不全
2)北朝鮮緊迫、米韓共同軍事演習
3)インフレ率低迷による利上げ遅延観測、ドル安加速
4)9月に迫る米債務上限引き上げ法案、議会紛糾、政府機関閉鎖リスク
5)欧州であいつぐISテロ、陥落した本拠地を追われたISが欧州に拡散
6)NY株価、高値圏で10%程度調整の観測強まる
などです。
複数要因が共振しているので地合は強いですね。単なる有事の金相場なら一過性なのですが。
一時は歴史的低水準9に下落していたVIXも13前後まで急騰しています。と言ってもまだ水準は低いですが、上昇率で見れば4割ほどになります。
本日の読売新聞に「北朝鮮緊迫、有事の金を考える」と題して書きました。