豊島逸夫の手帖

  1. TOP
  2. 豊島逸夫の手帖
  3. バックナンバー
  4. 北朝鮮から解放された米国人学生死去の報に揺れるトランプ政権
Page2335

北朝鮮から解放された米国人学生死去の報に揺れるトランプ政権

2017年6月20日

自国の若者が平壌のホテルでポスターを取ったということで強制労働15年の判決を受け、その後こん睡状態にあったが結局治癒の見込みなく、後始末に困った(と思われる)北朝鮮が珍しく米国側関係者と直接ノルウェー外交折衝して解放に応じた。しかし、その青年は解放後米国の病院で死去した。

これをキッカケに米国内では一気に反北朝鮮感情が強まりました。北朝鮮による自国民の「殺人」と糾弾しています。トランプ大統領がこのままでは済まされないという態度ゆえ、NY市場でもこれまで地球の裏側の他人事だった北朝鮮リスクが俄かに注目を集めています。

仲介役を期待している中国は何をやっているのか、という声も高まるでしょう。何かにつけ中国を持ち上げ、北朝鮮問題解決の道を模索してきたトランプ大統領も、これでは面子まるつぶれでしょう。

日本の拉致問題も改めて注目されると思います。ただ欧米では、日本に限らず色々な国の個人が「拉致」されているという見方が大勢です。

なお、シリア情勢も俄かに緊張度を高め、市場でも注視されています。

米国軍がシリア機を「緊急自衛措置」として撃墜。その直後にイランがシリア国内のISをターゲットに直接ミサイルを発射。アサド政権を支持するロシアは、偶発的戦闘を回避するための米国との直接連絡ルートを絶ち、今後米国機とて手加減せず、と態度を硬化させています。

シリア上空で米国、ロシア、イランの三つ巴状態になりつつあるのです。

北朝鮮とシリアが同時進行のごとく緊迫しているわけで、マーケットも神経質になってきました。

話題は変わって、USオープンで松山選手2位の快挙。月曜朝は思わずテレビ生中継に見入ってしまい、コーフンしてツイッターで「ガンバレ!松山!12アンダー!!」と呟いたら、何が起きたと思います?私担当の編集者たちが、ほぼ一斉にメールとか電話で「テレビでゴルフを見る時間があるのなら、さっさと例の打ち合わせをやってくれ、締切の原稿を書いてくれ。」みたいな反応がドッサリ。参ったね。監視されてるよ(苦笑)。 うっかり呟けない。

でも卓球の平野選手とか、今や日本人のティーンエイジャーが水泳など各種スポーツで大活躍じゃないですか。爽快だよね。私など仕事がら経済の話をすると暗い話題も多いので、特に明るい話題には強く反応します。スカッとしますね。

そして、今日の旨い物写真は季節の鮨。

余市の旬のウニが出回り始めました。赤身は鯨。その握り寿司。

2605a.jpg
2605b.jpg

そして小樽の蝦蛄もホンモノのワサビをたっぷり添えて食すると旨みが引き立ちます。ホンモノのワサビは辛くない旨みがあります。

2605c.jpg

今年はエビが色々豊漁だそうな。どれも旨かった。特に食材集合写真の手前左側に並んでいるのが、釧路近くのせんぽうし(アイヌ語の日本訳した漢字があるけど変換不可能)の北海シマエビ。せんぽうしと言うと牡蠣が有名だけど、エビも絶品ということを知りました。せんぽうし近辺は海水に滋養がたっぷりなんだね。

2017年