豊島逸夫の手帖

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豊島逸夫の「生きた英語講座」

2021年9月1日

日本人は英語苦手の人が未だに多いですね。

私は19歳で「英語通訳案内業」の免許を取得して、学生時代は海外から取材目的で来日する外国TV局クルーに付き添う通訳のアルバイトを年間100日くらいやっていました。NHKが仲介役で依頼されたケースが多かったです。三菱銀行の初任給が2.5万円程度の時代に、学生の身分で1日1万円以上。月に20万円程度、それも手取りで稼いでいましたから、今にして思えば人生で最もリッチな時だったかも(笑)。若造のくせに京都の木屋町の高級バーにボトルキープしたり、舞妓ちゃんと遊んだり。当時、新築だった新宿の高層ビル、京王プラザホテルが東京の住まい。そして優雅な学生結婚生活〔今はバツイチ(笑)〕。何とも生意気な頃でしたよ。

それゆえ、三菱銀行に入行して銀座1丁目の京橋支店に配属され、セブンイレブン(朝7時から夜11時まで)働き詰めで、週末は組合の運動会とかでプライベートの時間無し。それで初任給2万円程度。残業が月に軽く100時間は超えていたので、残業代の方が多かったような記憶があります。日本の銀行には馴染めないとサッサと辞めてしまった次第。

さて、そんな私の生きた英語講座をひとつ。
交渉の席とかプロジェクトチームで働く時とかに、自分のやる気をアピールする、且つスラングではない一定の品格を保つ英語表現を教えます。

I am driven! (やる気満々です!)
I am engaged! (この仕事・案件に入れ込んでいます!)
I deliver! (結果出してみせます!)

ハッタリでも何でも図々しいなどと思わず、帰国子女のような流暢な発音でなくてもキッチリ言い切ること。相手の眼を睨むのではなく、しっかり見つめて。この3つの表現を使えば相手の眼が変わりますよ!私はこの3つの殺し文句でユダヤ系、中国系、インド系など、百戦錬磨のディーラーがしのぎを削る国際金市場を切り抜けてきました。

2021年