2021年9月15日
金が1780ドルから1800ドル台まで反騰(KITCOグラフ緑線参照)。
キッカケはこの日のメインイベント、8月米消費者物価指数発表だった。
エネルギーと食品を除くコア指数は前年同月比4.0%上昇。
伸び率は前月(4.3%)や市場予想(4.2%)より低かった。
FRBは引き締めを急がないとの観測が流れる。
ドル10年金利は前月比0.06%低い、1.26%まで下げ幅を広げた。
外為市場ではドル安。
金利安でドル安となると金は買われる。
とは言え、物価上昇率4%は減速ながらも高い水準。インフレ懸念は消えない。そのインフレは一過性なのか。この議論にも未だ決着はついていない。市場内の見解は真っ二つに割れたまま。
なお、ダウ平均も300ドル近く下げたので、金には上げ材料になった。
そして米株が下げ、今日の日経平均もさすがに売られている。
今朝のテレビ写真。映っている人物はキャスターの豊嶋広さん(BSテレビ東京、日経モーニングプラスFT)。同名なので女性アナウンサーは「ひろしさん」、「いつおさん」と呼び分ける(笑)。