2021年12月17日
12月FOMCを境に金価格が動意づいている。
利上げ懸念で1750ドル台まで売り込まれたかと思えば、今日はインフレ懸念で1800ドル台まで買い戻されている。
利上げ=売りとインフレ=買いの綱引き状態。
昨日はドル安も金高の要因だった。
まずイングランド銀行が利上げ決定でポンドが買われた。続いてECBがテーパリング開始。具体的には新型コロナウイルス対応の新規資産購入を2022年3月末で打ち切るとの発表でユーロも買われ、その結果ドルは売られドル安になった次第。
因みに日銀も本日コロナ対応の資金繰り支援策の縮小を決めた。これは既に織り込み済みであった。
それからオミクロン株がジワリ、マーケットにも効いてきた。
軽症気味とは言え感染力が強いので行動制限が厳しくなるリスク。深刻になれば利上げどころではなくなる。
さて、今日の写真は「三友居」(さんゆうきょ)。
聖護院かぶらと鴨。
三友居は京都の銀閣寺近くにあるお茶席専門、老舗の仕出し屋さん。東京は高輪に店がある。
オミクロンで再び自粛モードに戻る前に、あちこち食べ歩き中。