豊島逸夫の手帖

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火葬後の灰から金、銀、プラチナ46キロ

2021年12月9日

熊本日日新聞は「熊本市は9日、市が運営する火葬場で出る残骨灰に含まれていた金7.5キロ、銀29.3キロ、プラチナ0.1キロ、パラジウム9.9キロを総額約1億4千万円で売却する方針を明らかにした」と報道した。火葬場の建て替えや市斎場の改修の財源に充てるとのこと。

市健康福祉政策課によると、火葬後の残骨灰は専門業者に委託して処理された後、有価物は市に返還され金融機関の貸金庫に保管している。
市が保管する残骨灰が満杯になったため、有価物を取り出して活用する方針を決め、金の価格が上昇傾向だったため、売却時期を探っていたという。
12月中旬に公告し、来年2月上旬に一般入札を実施する予定。
こういうことがあるとは知らなかった。各都道府県にも同じような事例がありそう。
これってパラジウムが多いから入れ歯とかなのか。分からない。

さて、京都の師走と言えば南座の顔見世興行。改装後、初めて行ってきた。最前列の席で、コロナ対策として2席ごとに1席空席にして密を避けていたので見やすかった。出し物は曽根崎心中。夜の部に私のご贔屓、愛サマこと片岡愛之助が出るので、そちらも見たかったな。
場内には粋筋のお姐さんたちが多く、さすがに着物の着付けが決まっていた。

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2021年