豊島逸夫の手帖

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NY金先物、1800ドル突破

2020年71

NY金先物の最も売買が多い8月ものが1800ドル台をつけた。スポット価格より20ドルほど割高(現先スプレッド)。

以下はこの大台突破を伝える日経記事抜粋。

金の国際価格が急騰している。指標となるニューヨーク金先物は1日に一時1トロイオンス1800ドルを突破。2011年11月以来約8年8カ月ぶりの高水準を付けた。米国をはじめ世界各地で新型コロナウイルスの感染者が再び増加。再開したばかりの経済活動が再び規制されるとの懸念が強まったことで、安全資産である金を買う動きが加速した。

国際指標のニューヨーク先物は日本時間1日の午前0時すぎに一時1トロイオンス1804ドルまで上昇。6月24日に付けていた1トロイオンス1796ドルの直近高値を上回った。

感染再拡大で景気の回復シナリオが崩れ、景気下支えのための金融緩和が長期化するとの見方も金相場を支えた。CTA(商品投資顧問)など、投機筋の資金流入の増加も足元の騰勢につながっている。マーケットアナリストの豊島逸夫氏は「金価格はこれまで十分値固めした上で上昇しており、1800ドルは通過点だ」と指摘する。

以上

国内も欧米も記録的金高。下のグラフを見ても分るように、1800ドルをつけた時期は極めて短い。実質的に未知の領域。投機筋が荒らすには格好の地合いとなる。バブルと言えよう。

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