豊島逸夫の手帖

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コロナ禍には良いニュース連発、金には逆風

2020年1124

連休から今朝にかけ「良いニュース」が相次ぎ市場を駆け巡った。

まず米国経済指標。米国PMIが製造業、サービス業とも5~6年ぶりの高水準。これでドル指数が92から92.8まで急騰。ドル高で国際金価格は一気に1830ドル台へ急低下。

更にアストラゼネカ社ワクチンも治験が好結果。

そして今朝になり、まずバイデン次期政権の財務長官候補にイエレン前FRB議長指名。ハト派ゆえ株式市場は歓迎。これは金市場にとっても悪くない人選だと思う。

更にトドメは、遂にトランプ大統領、実質的にバイデン勝利認める。

バイデン政権移行チームに連邦予算人材の利用を認めた。「お国のため」と渋々だ。

一般個人の目線では大いに歓迎できるニュースばかり。

国際金価格は今後1800ドルが次の心理的節目に。200日移動平均線上にもなる。安値圏では待っている買いも多く、長期上昇相場が崩壊するような地合いではない。何と言っても、ばら撒かれたマネーの回収には目途が立っていない。

さて、3連休は各地で異常な人出だったね。一番びっくりしたのは観光客みたいで、こんなに混んでいるとは思わなかったという感想が目立った。ある意味GoToも「お得感」を強調したので罪作りの一面は否めない。私にとっての問題は今シーズンのスキー!

例年どおり上越新幹線で往復を重ねることに抵抗も感じるが、真っ白なゲレンデを滑る解放感には病みつき。まさに自らの欲との戦い(笑)。気になるニュースはガーラ湯沢近くの南魚沼署でクラスター。署員数十名が自宅待機。県警から大挙臨時署員派遣とか報道。

スキー場でテレワークとはいかないかも。。。

但し、2021年は基本的にテレワークで行くことに決めた。湾岸タワマン一室の事務所も引き払い。2021年のコロナ回復情勢次第で今後事務所再開も考える姿勢。柔軟に対応してゆく。これが個人事務所でやりやすいところだ。

2020年