豊島逸夫の手帖

  1. TOP
  2. 豊島逸夫の手帖
  3. バックナンバー
  4. 在宅勤務、そしてスキーシーズン
Page3121

在宅勤務、そしてスキーシーズン

2020年10月15日

筆者は個人事務所なのでどこで働こうと勝手な立場ですが、コロナですっかりテレワークの日々になりました。対面の仕事も減り、海外出張は勿論皆無の状況です。ネット環境さえあればどこでもできる職業なのでテレワークには合った職種だと感じています。日本中どこにいても実際に仕事ができています。テレビ出演も講演もリモート。下半身はジャージ姿で上半身だけスーツとネクタイという姿で(笑)。

今週は珍しく対面の仕事で亀井氏・池水氏・豊島の3人「金」対談をやってきました。恒例の日経マネー年末金特集用の企画です。3人が一緒になる機会は少なく(亀井氏・池水氏は先物系の仕事もしますが、私は先物系の仕事は断っているので)久しぶりにワイワイ話しました。その中身はいずれ日経マネーに載りますから読んでください。かなり面白いですよ。金は株や外為に比し専門家が少ないので、メディアで金市場を深く語れる人物はどうしても限定されてしまい3人とも大忙しの年でした。

ひとつだけ私が気になっていることは内外の2021年「金」予測のほとんどが強気ということ。市場の大半が同方向を向くと実際には逆に動くことが多いものです。

さて、そろそろ雪の便りも出始め、いよいよスキーシーズン。スキー人間の筆者が通うガーラ湯沢からも恒例のシーズンロッカー申込書が届きました。これが来ると筆者はもう既にワクワク(笑)。

思い起こせば昨シーズンは2月までは上越新幹線越後湯沢行きスキー列車もかなり混み合っていましたが、3月に入りパタリと乗車人数が減りガラガラになりました。ガーラ湯沢の場合にはタイ・中国・韓国などからの観光客の「雪見ツアー」も多かったので、それがゼロになったことの影響は大きかったですね。

コロナの影響と言えばスキー場のゴンドラの一台当たり乗車人数を減らしたり、窓を開けたりするようになったことですかね。食堂も空いていました。

混んでいない新雪のゲレンデを朝一で滑る時の清々しさはやみつきになります。雪山の空気を吸うと都会の空気に慣れた肺に染み入る感覚がありますよ。

そしてテレワークになったのでスキー場のガランとした広いスペースで持参のパソコン・タブレット・スマホ5個持ちセットをONにして仕事をする時もあります。基本的に朝一の上越新幹線で行き、昼頃の同新幹線で東京駅に戻り、午後からNY時間まで仕事の日々になります。カラダが寒冷地仕様なので血液の循環も冬の方が良いみたいです。夏のクーラーが効いた部屋に籠って、終日キーボードを叩く生活は遥かに不健康で苦手です。

というわけで、もう自主トレ開始。特にスキーの場合は股関節の柔軟性が必須なのでストレッチを日々最低1時間は欠かせません。初心者に横や後ろから突っ込まれる時など、瞬間的に反応することができないと思わぬところで骨折するリスクがありますからね。
というわけで、今日は近況報告でした。

3121a.jpg
3121b.jpg

2020年