豊島逸夫の手帖

2020年3月30日

itsuotoshimaで立ち上げました。
グルメとかプライベートなことが中心ですが、マーケットが時間外で急変した時に説明できるツールにもなります。ツイッターと異なり２２００字まで書けますから。更に動画で説明も可能になります。
まずはツイッターのフォロアー２万８千人の一部が入ってくるでしょう。そしてブログ読者も。そしてハッシュタグ経由で新たな人たちも参入してくるでしょう。
これから首都封鎖になればネットが爆発的になると思われるので、今の時点で立ち上げた次第。
実はインスタに関して全く無知で、この外出自粛週末に私のＴＶの相方である江連裕子キャスター（２社の社外取締役兼務）にＬＩＮＥでいろいろ教わりながら、まずは試験運転中というわけ。

さて、マーケットでは昨晩から「米国全土からの外国人入国拒否」の報道が流れています。
この方向で政府が調整中とのこと。ＮＹの惨状を見れば当然とも思えます。
但し、ＮＹで起こっていることは日本にとっても他人事ではありません。
ＮＹの患者が溢れかえるコロナ病棟。夜勤シフト終え、帰宅準備中の医師がカメラに向かって引きつった表情で「正直怖い。私にも家族がいる。」、「礼は要らない。とにかく、みな家に居て外に出ないでくれ。」
こういう言葉が最も説得力ありますね。
同時に現場の医療関係者たちには感謝、感謝。

そして海外報道で日本のコロナ検査件数の「異常な少なさ」が懸念され始めました。「東京オリンピック延期」報道が「延期決定後、急に感染者増加」、「本格的に検査始めたらどうなるか。ジャパンがワイルドカード」というような報道が流れています。日本側としては「死者数が少ない。これまでなんとか爆発せず収まっている」との意見が多いようですが、その思いは海外に伝わっていません。
私は首都封鎖を覚悟しています。

市場は日経平均安く、円高っぽく、金には上げ圧力かかるでしょう。
こういう国難の時に金が上がったと話すことは正直憚られます。少なくとも私の気持ちは。儲かったらコロナ対策に多少なりとも寄付とか考えたら。

つくづく、金は長期で保有して役立たないことがベストという常日頃の私の言葉を今更のように自らかみしめているところです。