豊島逸夫の手帖

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ソロス氏の盟友、金大量保有明かす

2020年11月11日

ファイザーワクチン開発騒動の喧噪に埋もれた感があったが、一昨日カリスマ投資家のドラッケンミラー氏がインフレヘッジとして大量に金を保有して、更にビットコインも推奨した。米国CNBC生テレビ出演で語り市場の話題になっている。

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ドラッケンミラー氏はソロス氏の右腕として1992年ポンド危機の時、英国政府相手にポンドを売りまくり、巨額の利益を上げ、市場に名を馳せた人物だ。御年67歳でヘッジファンド業からは退いているが、自らの巨額資産を運用して米国人投資家にはカリスマとして隠然とした影響力を持つ。

折から金価格が1950ドルから1850ドルに暴落している当日の発言ゆえ説得力があるのだ。

やはり基軸通貨としての米ドルに対する信認低下を指摘。代替通貨として金とビットコインと挙げているのだ。語り口としては、ヘッジとして金を多く保有しているが、ビットコインも良い。暗号資産業界では「金よりビットコイン」と報道されているが発言としては両方保有を語っているのだ。バフェット氏、ソロス氏、ドラッケンミラー氏、ジムロジャーズ氏。著名投資家が金投資で揃い踏み。

2020年