豊島逸夫の手帖

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コロナウイルスの影響ジワリ、金高株安

2020年2月14日

中国が新型コロナウイルス感染者の認定基準を変えて、一気に6万人を超えました。これには新型肺炎に鈍感なNY市場も懸念を抱き、株安・金高で反応しています。金は1575ドル前後で推移。 東京の円建て店頭小売価格は1980年1月以来約40年ぶりの高値です。 安全性を求めるマネーが円より金を選好した結果、円高で相殺されず、ドル建て金価格高騰が直接的に円建て金価格高騰となっています。ドル円は膠着していますからね。

とにかくあの国の「大本営発表」の数字は常に信ぴょう性が問われますね。

日本でも一般人の感染症例が出始めましたね。市場も警戒モードを強めて身構えています。

重篤な患者数は未だ少ないのですが、これが「自粛ムード」を醸成したり、国民が「疑心暗鬼」になる可能性を懸念します。ご近所で感染者が出た場合、隣人たちはどのような態度をとるのか。風評被害も想定されます。

既に夜の街は幾分か静かになった感がありますね。人混みを避け、内向きになる傾向の兆しが出てきています。

中国経済への影響も具体的に出始めました。

中国GDPの6割を占める個人消費が萎えてきたことが数字で確認されてきたのです。

一家族一人が隔日に一回だけ日用品購入のための外出を許されるとか。そこでオンラインショッピングが賑わうかと思えば、最大手のアリババがユニクロやエスティローダーなど人気商品の売り上げが1~2月は40~80%減と発表しています。在庫切れ、工場閉鎖、宅配人員も春節実家から帰らず(あるいは帰れず)。配送量も通常の2割程度に落ち込んでいます。トップのアリババでさえこのような惨状ですから、他社は推して知るべしですね。

政府の財政出動も労働者が動けず輸送路が封鎖されてしまうと従来型のインフラ投資も効かなくなります。中国人民銀行が巨額のマネーを供給しても実体経済が潤うのか疑問です。

さて、私は連日このブログにスキー場の写真を貼っていますが、連日朝一、上越新幹線でガーラ湯沢に行き、8時から10時まで高速リフト完備の中タップリ2時間滑り(今日貼った写真のように深夜整備されたゲレンデに一番乗りでシュプールを描く醍醐味にとり憑かれ)、12時には上越新幹線で東京駅着。午後からNY時間まで仕事という日々です。勿論シーズンロッカーを借りて、スキーウェアからスーツに着替え。「いつ寝るの」と聞かれますが、私の特技は何時でもどこでも1時間、2時間と寝られること。1プラス2プラス2で5時間は熟睡出来ています。「疲れませんか」と聞かれますが、スキーの解放感で毎日スッキリ仕事に取り組めます。猛暑の夏にエアコンが効いた部屋に閉じこもり、モニター画面を見るような生活の方が遥かに不健康ですよ。私は寒冷地仕様の人間みたいです(笑)。

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楽しみはスキーシーズン直後のゴルフ。下半身が鍛えられ安定感があるので上半身に余計な力みが入らず。やっぱりスポーツは足腰だなと毎年痛感しています。ところが悲しいことに(笑)この下半身の安定度も毎年6月には山の根雪とともに消えてしまうのです~。

まぁ、とにかく私の近況は「絶好調」頭もカラダもキレキレ!です。

 

2020年