豊島逸夫の手帖

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欧米市場で2022年金価格弱気見通し台頭

2022年1月11日

UBS    1650ドル
JPモルガン 1520ドル
シティー   1685ドル

日本の連休中に欧米大手金融機関の2022年金価格見通しが相次いで発表された。
総じて弱気が目立つ。
直近では雇用統計発表のタイミングで米10年金利が1.8%にまで急騰。

総じて一段のドル金利高、外為市場のドル高を見込み、金には逆風と見ている。欧米市場で指標として重視される金ETF残高も減少傾向が続くことが指摘されている。

筆者の予測は既に本欄で書いたが1650~1950ドルのレンジ。上値についてはオミクロン株の後にも変異ウイルス出現の可能性があり、その際には市場がリスクオフになるとの、そうあっては欲しくないが客観的には想定すべき事象を考慮している。更にウクライナ・カザフスタンと地政学的リスクも気になる。ロシアが強硬姿勢を崩さないと米ロ緊張関係は更に悪化の可能性を想定せねばなるまい。勿論中国・台湾リスクも依然顕在化したままだ。

インフレリスクも長期的に2023年以降も考慮すべきだ。ドル実質金利がマイナス圏に留まると予想されるので、国際金価格の大崩れは見込んでいない。

なお、円安進行で円建て金価格は下がりにくい。

さて、今日の写真は雪の日の庭先に猫の肉球の跡がくっきり。笑えた。それから本門寺で猿の曲芸というのを初めて見たよ。日本のオミクロン株は想定内の急増だね。私の予想では2月初めにピークとなり、かなりトンデモない数の軽症感染者が出るが、2月半ば以降に急速に終息するという展開。医学的知見はない。海外の事例を見守っている。

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