豊島逸夫の手帖

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豊島逸夫チャンネルがブレークした

2022年9月30日


昨日朝ライブ配信した「イングランド銀行ショック、実相と今後の見通し(詳細解説バージョン)」が視聴5万回を超え、チャンネル登録者数も6800人を超えた。

YouTube 豊島逸夫チャンネル

筆者が連日書くコラムやブログと合わせて、YouTubeを通して肉声で語ると立体的な構成で良いかなと思っていたところ、たまたま札幌サテライトオフィスでその分野に精通したスタッフと巡り合い実現となった。
とは言え、まだまだ始めたばかりで試行錯誤を繰り返しながらじっくり構えていたが、想定より速いペースで進行中となっている。
未だ表紙(サムネイル)などの体裁も素っ気ないし、パワーポイントを使えるソフトも設定していない。そもそも筆者が素っ気なく、話すべきことが聞きたい人へ伝われば良しとのスタンス。まぁボチボチ昨日のように大きなマーケットイベントがあれば、いきなり朝7時とか8時に眠い目を擦りつつパソコンのカメラに向かうよ(笑)。 
それから1時間程度の予告ではライブ配信でも質問したくても間に合わないので、質問を受けるバージョンもやってみようと思う。ぶっつけ本番。ただ対面式セミナーでも質問に立つ人が持論の演説を始めたり、その人だけが興味持っていることを長々と質問して会場が白けるなど、様々な経験をしてきているのでまともな質問を選ぶけどね。
週末にはまたYouTubeライブ配信予定。ツイッター@jefftoshimaで日時を予告する。今晩のNY市場を見てマーケット次第だね。
なお、最近リモート取材や社員教育も含めて長時間話す機会が増え、冷房で喉をやられて声がかすれ気味。早速知り合いのテレビ東京塩田真弓キャスターがのど飴を送ってくれるとツイートしてくれた。
それから、このブログは「金」だけれど、今の私は株、外為、債券含めマクロに経済を語る立場。それゆえ金の深堀りは、特に「ゴールド特集」を設定するよ。とは言え金も株も国債も結局根っこは同じだし、金そのものも金融商品化が顕著だ。特に円建て金価格が円安で史上最高値更新となると、金価格より円相場の方が日本人には重要になる局面も頻発している。
そもそも「金」は個人的に好き嫌いがはっきりしている商品だ。好きな人は惚れ込むが、嫌いな人は話も聞かずスルーする。「積極的に金を薦めない!」と声高に論じる人も少なくない。著名投資家ではバフェットさんが金嫌いで有名だ。金利も配当も何も生まないから投資とは言えないという持論だ。かと思えばジム・ロジャーズのように金も銀も大好きというカリスマ投資家もいる。メディアでも金価格が上がれば有事の金だと囃されるし、下がれば金の輝きが失せたという記事になるし。足元では国際金価格が1600ドル台まで下落して外電にも金に否定的な記事が目立つ。しかしプロの眼ではそういう時こそ買い時であまり囃されると売りたくなってしまうものだよ(笑)。
その後いろいろあって、明朝8時からライブ配信やることに。今晩重要なインフレ率の発表があり、ヘッジファンドとZoomもやるので、彼らが見る12月150円説を吟味。介入規模3兆円ならピーナッツと言っていたが、その後変化ないか。パウエル氏、痛恨の過ちふたつで焦り利上げ強化の過程についても。金と株への影響も。

2022年