豊島逸夫の手帖

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ECBも利上げ決定、9月に大相場の予感

2022年6月10日

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まず、昨日告知した13日午後7時ライブ配信(NIKKEI マネーのまなび ゴールド編)のYouTube入り口は以下をクリック。

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さて、やはりECBが利上げに動いた。まずは0.25%幅で利上げ。9月には0.5%利上げの可能性も語られる。そうなると9月は米連邦準備理事会(FRB)も欧州中央銀行(ECB)も0.5%幅利上げという異例の市場環境になる。大相場の予感が漂う。世界が利上げに動く中で、日銀の量的緩和継続がますます「我が道を行く」異例の緩和政策となってきた。円は対米ドルでも対ユーロでも更に安くなるだろう。但し9月までに米国市場では雇用統計3回、消費者物価上昇率3回の発表が残っているので、まだまだ予断を許さない。FRBの姿勢はあくまでデータ次第。

早速今夜10日には米消費者物価上昇率(CPI)発表が控える。今週の市場のメインイベントで、これを控え今週の市場は専ら様子見が目立った。

既にCPIは月次で僅かながらも頭打ちの傾向だ。NY市場ではインフレもそろそろピークアウトかとの見方も増えている。とは言えFRBが目標とする2%の水準に戻るにはまだまだ時間がかかりそう。まぁ3%の水準まで戻れば良しというのが現実的対応であろう。

なお、米国では物価連動国債になんと年率9%近い利回りが付いているので投資家に大人気。購入可能額が一人1万ドルまでの上限付きとなった。CPIが8%強、10年債名目利回りが3%ゆえ9%でも驚くには当たらない。

そして今日の写真は久しぶりマガーリ@自由が丘でマダムとシェフと。たっぷり豊潤な海老のアメリケーヌソース。サッと熱を通したイカと豆類にレモンガーリック風味のカリカリパン粉をまぶした一品。この食感が絶妙。その他色々食べまくった(笑)。

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2022年