豊島逸夫の手帖

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どうなる台湾有事

2022年85

アジア市場はペロシ訪台一色。NY市場はウクライナ戦争も台湾有事も相対的に切迫感が薄く、市場の話題は引き続き「米国リセッション入りか否か」に尽きる。
とは言え、台湾近海で中国軍が実弾演習を行い、米中関係は中長期的な視点で重要との認識だ。
米中ともに偶発的衝突が起きないように万全の注意を払いつつ、プロレスの威嚇ごっこみたいな展開が続くと見る。サイバー攻撃も激化しよう。

筆者の見解は、昨日開設したYouTube豊島逸夫チャンネル(テスト版)と、ブログで読み聞くことにより、立体的に把握できると思う。

https://youtu.be/vPma0pLXej8

昨日テスト的にYouTubeを立ち上げてみて要領は分かったので、今後は何かあればYouTubeでコメントして、ブログで更にまとめてゆく。

米中関係はとにかくブリンクマンシップ(瀬戸際戦略)となった。習近平氏も必死。バイデン氏も必死。国内向けに弱腰は見せられない。
「平和への道の模索を願う」と言っても、ここまで来て平和は無理だ。
但し、市場は瀬戸際で睨み合いが始まると、市場を動かす材料としては陳腐化と扱うものだ。
水が低きに就く如く、カネは金利の高きに就く。

現状ではFRB側に焦りもあり、とにかくインフレ退治一色だ。今晩雇用統計が発表されるが、既に労働市場は過熱気味に強いので、FRBは本音として雇用統計悪化を望んでいるのかもしれない。例えば新規雇用者数が数十万人も増えては、更にインフレが進行するから好ましくない。失業者が増えても経済が適度に冷えてインフレが鎮静化に向かう方が重要なのだ。これまでの常識では考えられないこと。しかも今年は中間選挙を控える。選挙に失業では勝てぬはずだが、今回はそうとも言い切れないほどの異様な雰囲気がある。

さて、今日の写真はアグリスケープのシェフ吉田さんと。

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フランスのプーレ・ノワール鶏の自家農園産とトウモロコシの相性がいい。鶏肉は食べた皆が「これが鶏肉?」と驚くね。独特の味わい。

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デザートのベリー類も同じく自家製で一味違う。これがブルーベリー?これまで食べていたブルーベリーって何なの?という感じだよ。

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今後はアグリススケープからもYouTube配信する予定(笑)。
豊島逸夫の旨いモノ巡りYouTube版。

2022年