豊島逸夫の手帖

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「タックスヘイブン」専門家に

2016年5月11日


この48時間ほど、「パナマ文書」詳細発表に振り回されている日々です。
昨日は急に、読売テレビの「ミヤネ屋」生出演で、大阪往復。「パナマ文書」についてコメント。終わって、直ぐに帰京して、そのまま汐留の日テレに向かい、翌朝の番組「スッキリ」の打ち合わせ。これもお題は「パナマ文書」。今朝の生出演で、紹介は「タックスヘイブンに詳しい豊島さん」でした(笑)。振り返れば「ギリシャ専門家」「米経済金融政策専門家」「中国経済専門家」と遍歴。ついに「タックスヘイブン専門家」になろうとは。。。確かに、タックスヘイブン国スイスの銀行で長く働き、その実態をこの目で見て来ましたからね。このお題については、色々話すことはあります。
もう4回もテレビで「パナマ文書」を語ると、こなれてくるから、話のテンポも良くなる。ただ、やさしく語ることが一番難しい。だから、相当読み込んで、頭は整理されている。


ところで、「豊島さんは、金・ドルなどにもお詳しいのですね。」といわれ、「はぁ、一応。」とか答えたよ。
まぁ、守備範囲が広がり、仕事は面白い。エキサイティング!
そもそも、金は世界の経済を映す鏡だからね。
単に金だけ見ていても、分からないよ。


その金価格は急落。1260ドル台。これ以上ズルズル下がる地合いではない。ドル高が直接的な金の下げ要因だが、今年は、ドル高・ドル安両方に振れるので、まだ紆余曲折はある。


プラチナも急落。ここのところ、急速に上がっていたから、たまたま反動売りが出た。でも、上昇トレンドは変わらない。


写真は、テレビで使った「パナマ文書」資料。


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そして、日経電子版では、米経済金融政策の専門家としての記事が週間一位。


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昨日発売の週刊ポストでは株専門家21人が年末日経平均株価を予測。

私は3番目に低かった。

2016年