2016年8月8日
米労働省が5日に発表した7月の雇用統計の内容は、英EU離脱の影響もさほど響かず、想定されるなかでもベストといえるものだった。
就業者数は25万5千人増。5月、6月と急減、急増を演じて、市場も当惑していたが、今回の予測より非常に高い数字で安堵感が漂う。賃金の伸びも前年同月比で2.6%増と、まずまずの出来。失業率も4.9%で、これも悪くはない。
この結果、市場では年内利上げ説が一気に復活。
ドルが買われ、円は売られ。とはいえ円安といっても102円台にとどまるけどね。
雇用統計は良くても、4~6月期のGDP成長率が1.2%(年率換算)という低水準だったので、そのショックがまだ尾を引いている。
それに大統領選も控えるし、9月利上げは難しそう。12月なら可能性充分にあり。
株式市場は雇用統計を歓迎。ヘッジファンドは、円買い攻撃を当面「撃ち方、止め!」ただし撤退したわけではない。
金価格は、ドル高に反応して急落。1330ドル台。下がっても、この程度。来るべき調整局面が来た感じ。
底堅い。
さて、世の中は、夏休みとオリンピック・モード。
先日対談した岩崎恭子さんも、コメンテーターでテレビに出まくっているね。対談の時、触らせてもらった、ホンモノの金メダルの感触が忘れられません。コーフンしました(笑)。
それから、食べ物写真は、福島の高原の村の食堂。ここのとんかつ定食が、厚くて旨くて安いの(950円)。好物のクリームソーダも注文して、完璧な夕食でした~~~。