2016年8月24日
日本では、爆買いブームが去り、デパートの決算なども、前年比マイナスに転じてきた。唯一の勝ち組が、ドンキホーテ。日用品などのバーゲン販売で業績を伸ばしている。
では、中国人のブランド品爆買いは完全に止まったのかといえば、そうではない。一時はユーロ安により、パリに殺到して、ブランド品を買いまくっていた。しかし、パリがテロの影響で敬遠されるようになったところで起きたのが英EU離脱。そしてポンド暴落。
そこで、今や、ロンドンで爆買いが起きている。
クレジットカード会社も、EU離脱国民投票後、外国人の使用額が平均8.8%増えたという。免税店の売り上げも7%増。主に、アジアとアメリカ人が中心のようだ。
ただ、イギリス製のブランド品よりフランス・イタリア製が買われるので、英国経済への貢献度は限定的だ。
いまや、通貨安国を探して、爆買いが世界を回遊しているのだね。
そして、今日の、朝日新聞、読売新聞の見開きは、金特集。
これだけの規模で同日出稿は、私も記憶がないから、初めての事だと思う。株に見切りをつけて、金にシフトする現象がジワリと拡散しているのだね。象徴的出来事。
最後に、昨晩、親友の元鉱山会社役員に、久しぶりに会ったら、いつのまにか、カザフスタン人とかウズベキスタン人を彷彿させる容貌に変身していて、ビックリ!
今月は中央アジア、先月はバルト海三国、来月がキューバ。訪れた国は100か国を超す!無国籍人になっていた(笑)。 記憶力と文章力が抜群で、時折、紀行文を詳細に綴って仲間内に送信してくれる。これが、また面白い。例えば、ガラパゴスなら、実際に現地に行ったような気分になる。父君も、80歳台後半でパスポートを更新したくらいの、ツワモノだった。